こんにちは♪
総合体力研究所、室垣です!
前回は、入れない方法をお伝えしましたが、今回は、それでも入ってきた毒のデトックスについてお伝えしたいと思います。
私達は、人間以外のものを食べています。
細胞に取り込めるくらい、小さく消化する事で栄養分を取り出し、血液の中に入れることが出来ます。
腸から、栄養成分と一緒に毒も紛れ込んできます。
毒を避けて絶食するのは、大切な栄養が摂れなくなるので、食べない選択はできません。(必要なものは、必ず摂取が必要です)
栄養成分に紛れて、門脈を通って肝臓に入ってきた毒は、肝臓で解毒されます。
水溶性の毒は血中に出されて、腎臓から尿と一緒に捨てられます。
油性の毒は、胆汁と一緒に十二指腸に捨てられます。
十二指腸から大腸へ行き、最後は腸内細菌によって処理されます。
腸内の悪い菌が多いと、インドールやスカトール(臭い!)やアミンなどの発がん性物質を作り、それが再吸収され再び肝臓に入ってしまうので、やっぱりビフィズス菌を増やさないとですね。
1990年、日本農芸化学会功績賞を受賞された、名古屋大学農学部の、吉田 昭教授の生体異物と栄養の研究によると、ラット(ネズミ)の実験で、ビタミンAは、肝臓に蓄えられているが、農薬などの毒が多いと肝臓に蓄えられたビタミンAは減るそうです。
ラットは、体内でビタミンCを合成していて、毒を与えると、尿から漏れるビタミンCが10倍に跳ね上がり、肝臓中のビタミンC濃度も2~3倍に増えるそうです。
また、餌に毒を入れると、肝臓内の過酸化脂質が増え、ビタミンEを与えると、過酸化脂質が減り、ビタミンCも減るそうです。
生体異物の摂取は、ビタミンA、C、Eの必要性を増加させるとの内容でした。
世界でも、公害にはACEと言われています!
私達の身体には、毒を解毒して排出する高い能力があります!
それには、ビタミンがたくさん必要なんですねー!
私達は、ビタミンの合成はできないので、たくさん摂取する事で、肝臓の働きを助け、身体の仕組みを使った正しいデトックスができるんですね~!
入ってきた毒だけではなく、タンパク質の分解により生成されるアンモニアや尿素、約2000億個/日もの赤血球がリサイクルされる過程で生成されるビリルビンなども、ちゃんと処理しています。
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活性酸素については、抗酸化物質が話題になりますが、身体の脂の部分の抗酸化はビタミンE、水の部分の抗酸化はビタミンCが働いてくれます。
また、必要な場所で、人間専用の酵素を作って対応しています。
専用の酵素には5種類のミネラルがいる事もわかっています。
低温サウナなど、汗からも毒はすこし排出されますが、汗の主な働きは身体を冷やし正しい体温維持をする事のようです。
デトックスウォーターなども流行りですが、水分は毒を薄めて捨てるのに有効ですが入れるものによってはさらに毒が増える事もあるので注意が必要ですね。
人間は、良いものと悪いものが必ず一緒に入ってきます。
さて、どう守るか?
少しでもお役に立てたら幸いです。