2022年(令和4年)の年初に当たり、ご挨拶申し上げます。
”明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
皆様の健康に少しでも役立つ資料の提供に努力したいと思います。”
・WHOの抗がん剤に対する考え(有効ではなく有害など)
・コレステロールの米国など検査値の上限の改変(上限値を上げる、取りやめるなど)
・糖尿病の指標とされるHbA1cの新基準
・血圧の現時点で最も妥当だと考える基準は英国NICE(国立医療技術評価機構)の
160/100以上(製薬会社と利益相反のない組織)
薬のチェックNo86号で160/100以上でなければ高血圧の治療は不要
と結論しています。
去年もお伝えしましたが、絶対忘れてはならないことは
・人体(生命)は38億年以上の生物学的進化により得られたものです。
・体の組成、活動、良い状態の維持(免疫確保)は健康な生命維持の絶対条件です。
・生命の根源物質は酸素、水、タンパク質(必須のアミノ酸)必須の誘導脂質(必須脂肪酸)必須の元素(慣用名:ミネラル)、必須の分子(慣用名:命の物質:ビタミン)です。これらは人では合成できません。できたとしても生命維持するほどの量ではありません。
・健康を保つためは、夫々の量(世界的、科学的に発表されている)を、毎日の食事で確保しなければなりません。つまり食事は必須分子・元素を確保する基礎なのです。必須物質の必要量が3度の食事で確保できない場合にのみ、サプリメント(必須物質)を確保することが必要になります。
最後に、新型コロナウイルスの対応について情報提供をしたいと思います。
・生きるための、食事(上記:必須分子・元素)・活動(仕事)・休息(修復)中には
必ず敵(ストレッサー:物理的・生物的・化学的・心理的)と遭遇します。
敵に負ければ死に至ります。
・そのため生物(人間)はそれぞれの敵に対し、闘争・防御・逃走の力を獲得しました。
これこそが免疫力(獲得免疫寛容、自然免疫応答、適応免疫応答)なのです。
生物学者の利根川進氏は1987年に適応免疫応答(抗原レセプター)について遺伝子レベルで解明し、ノーベル医学生理学賞を受賞されています。
抗原レセプターの種類は1000兆(10の15乗)を超えるとしています。
その後の研究では、さらに100倍(10の17乗)の抗原レセプターがつくられる(接合部多様性)そうです。
・生きるための絶対条件の食事(上記:必須分子・元素)・活動(仕事)・休息(修復)が確立されて免疫力は確保・維持されるのです。
・現実は、逃げろだけを述べている専門家(?)達が多く、生きるための行動を止められ、免疫力を低下させるストレス状態を強いられています。
適切な食事(上記:必須分子・元素)・活動(仕事)・休息(修復)を確保し、いい加減な食事、無駄な行動、睡眠不足は避けましょう。
新年早々、皆様と健康でいつまでもお付き合いさせていただきたい一心で、堅苦しいことを申しましたが、ご理解のほど、よろしくお願いします。
皆様のお役に立つよう努力していきたいと思います。
お会いするのを楽しみにしております。
所長 花田 輝昭