前回、スタッフの上杉が載せていた骨粗鬆症の記事↓
▶︎骨粗鬆症って何?
骨は体を支えるだけでなく、内臓を守ったり、カルシウムなどのミネラルをため込んだりもしています。
(詳しくはリンクへ)
骨粗鬆症にはなりたくない!そこで・・・
丈夫な骨づくりの為に必要なものって何だろう!?
「カルシウム~!!」っと答える方が多いのでないでしょうか。
私も恥ずかしながらそんな風に思っていた一人でした
小魚食べたり、牛乳のんだりしてたらOK!って思っている人も多いのでは・・・
もちろん、カルシウムも大切です。
そんな大切な骨、ずっと古いままでは、その役割は、はたせません。
「皮膚と同様に、骨も、毎日毎日生まれ変わっています。」
↑って骨粗鬆症の記事にも書いてましたよね。
毎日、骨を作り変えるためには、カルシウムだけでは不充分で、きちんとつくりかえるには栄養が必要です。
骨と言えば皆さんは硬くて白くてカルシウムみたいなのが、ガチっと固まっているものを想像するんじゃないでしょうか。
「骨はカルシウムだけで出来ているんじゃない!」
ここポイントです
骨(硬骨)って実は10%の「水」と25%の「柔らくて強い土台」で出来ています。
残りの65%は土台の周りを硬い表面で覆っているって知っていますか?
(イメージ図)
●表面(緻密骨:皮質骨)は各種ミネラル(カルシウムとリン酸など)で覆っています。
中には少量ですが、ナトリウムやマグネシウムなども必要で、
減塩などしているとナトリウムを取り出す為に骨を溶かします。
ナトリウムやカルシウムが足りないと、脳の神経や筋肉も動かなくなります!
●土台(海綿骨)はコラーゲン、プロテオグリカンが主成分です。
ん??プロテオグリカン?なんか難しい言葉がでてきたぞ?
プロテオ(タンパク質の)グリカン(多糖類)と言う意味で
タンパク質とムコ多糖体=つまり粘液の事です。
簡単にぶっちゃけると、ブドウ糖(白いごはん・パンなど)とタンパク質(卵・お肉など)などが材料となります!
コラーゲンは繊維なので引っ張られることには強いのですが、押しには弱い!
そこでこの糖の粘液が一緒になることで押しにも強い土台が出来て、体のいろいろな動きに対応してくれます。
特に皆さんおなじみのコラーゲン!これも実はタンパク質なんです!
「硬骨の材料はコラーゲンなのね!コラーゲンサプリ摂ろう!肌もプルプルになるし♪」
ちょっと待って~!!
体にはコラーゲンでは入りません!
なぜなら、コラーゲンは先ほどタンパク質だと言いましたよね!
タンパク質と言うのはアミノ酸がたくさんくっついた鎖のような形をしています。
しかし、体内に取り込むためには、鎖をハサミで切って1つのアミノ酸にしないと入りません!
だから、いくらコラーゲンをとっても人間は1つのアミノ酸の形に分解するので、
そのままコラーゲンとしては体に入らないのです!
(ここの話はややこしいので、いずれ詳しくブログで書きますね)
しかも、体を形成する9種類の必須アミノ酸の内、コラーゲンにはリジンの1種類しか入っていません。
これでは、上質なタンパク質とは言えません。
(プロテオグリカンも同じで、糖とアミノ酸にしないと取り込めません)
体内にコラーゲンの形では入らないのに高いお金を払って摂るなんてどうなんでしょうか。
たまご1個食べている方が必須のアミノ酸9種類がすべて揃っているのでよっぽど良いですよね
たんぱく質とブドウ糖をしっかりとることが基本ですが、
コラーゲンをつくるにはビタミンA、ビタミンC、ミネラル。
粘液(プロテオグリカン)をつくるにはビタミンA、ミネラルが必要です。
そして、硬骨の表面をつくるには、ミネラルが必要なんです。
これらのビタミン・ミネラルがひとつでも足りないと骨はできないし、溶かしてしまいます!
次回のお話は「実体験!大怪我が栄養療法で○○○!?」
更に詳しくお知りになりたい方は治療所の先生にお尋ねください。
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