2019年(平成の終わり…?)の年初に当たり、ご挨拶を申し上げます。
”明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
皆様の健康に少しでも役立つ資料の提供に努力したいと思います。”
WHOの抗ガン剤に対する考え(有効ではなく有害など)や、コレステロールの重要性から米国など検査値の上限の改変(上限値を上げる、取りやめるなど)が報じられました。
さらに糖尿病の指標とされるHbA1cの新基準が発表されました。
2016.05.20
日本糖尿病学会、日本老年医学会
HbA1cの新基準(高齢者コントロール目標):低血糖の危険性(重症低血糖)
去年もお伝えしましたが、
絶対忘れてはならないことは
●人体(生命)は38億年以上の生物学的進化により得られたものです。
●体の組成、活動、良い状態の維持(免疫確保)は健康な生命維持の絶対条件です。
●生命の根源物質は酸素、水、タンパク質(必須のアミノ酸)、必須の誘導脂質(必須脂肪酸)、必須の元素(慣用名:ミネラル)、必須の分子(慣用名:命の物質:ビタミン)です。
これらは人では生合成できません。
できたとしても生命維持するほどの量ではありません。
●健康を保つためには、夫々の量(世界的、科学的に発表されている)を、毎日の食事で確保しなければなりません。
つまり食事は必須分子・原子を確保する基礎なのです。
必須物質の必要量が3度の食事で確保できない場合にのみ、サプリメント(必須物質)を確保することが必要になります。
新年早々、皆様と健康でいつまでもお付き合いさせていただきたい一心で、抗ガン剤に対する考えや、コレステロール、HbA1cの基準値の変化をお伝えしました。
マスコミ、出版物、各医療機関で、これらの基準値がいい加減に伝えられることは生命維持に最も危険な影響を与えることになります。
最後に、グルコース(ブドウ糖)は脳に最も大切な分子です。
糖質、炭水化物、糖類など大まかな言葉で健康(生命維持)について論じられています。
例えば、炭水化物ダイエット、カロリーなど、グルコースとグルコース以外の糖との区別がなく、吸収されるか否かについてもあいまいです。
単糖、オリゴ糖、多糖の区別と吸収の可否が大切で、さらに血中濃度と身体のどの部分でどのように使用されているのかが大切です。
堅苦しいことを申しましたが、ご理解のほど、よろしくお願いいたします。
皆様のお役にたつよう努力していきたいと思います。
お会いするのを楽しみにしております。
所長 花田 輝昭
次回のブログ更新は、1月21日頃の予定です