スタッフの餅です。
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どの脂が良いですか?とよく聞かれます。
①オメガ脂肪酸は脳が良くなる?
②バターかマーガリンどちらが良いですか?
トランス脂肪酸は良くない?
①オメガとは脂肪酸の化学式の最後の炭素(C)から数えて何番目の炭素(C)に二重結合があるかということで名前が付けられています。
3番目がオメガ(ω)、又はn3系…は青魚に多く含まれるDHA,EPAなどを指しています。
6番目がオメガ(ω)、又はn6系…は肉や卵に多く含まれるアラキドン酸など(ARA…あるメーカーの表記)を指しています。
EPA…エイコサペンタエン酸のこと
DHA…ドコサヘキサエン酸のこと
EPAやアラキドン酸って、身体の何の材料になっているの?
実は細胞膜の構成材料となります。
寒い氷点下の地域はEPAが適しています。
なぜなら…寒いところは出血しても直ぐに固まり、ばい菌などの敵も少なく、戦う力は弱くっても良いので、軟らかい脂(EPA)が適し、その代り、コレステロールは暖かい地域の2~3倍ないと細胞膜がしっかりとしないようです。
暖かい赤道近くの地域はアラキドン酸が適しています。
なぜなら…、暖かい地域は、ばい菌などの敵が多く、戦う力を強くして、出血してもすぐに固まらないと死んでしまうので、アラキドン酸を細胞膜に持つことで対応しています。
寒い地域に適したEPAを暖かい地域に持ってきたら、大変!
出血しても血は固まらないし、ばい菌と戦う力も非常に弱いです。
12秒以内に固まらないと死の危険が増大します!
又、EPAは、アラキドン酸より、活性酸素にやられやすい、焦げやすいので要注意です。
日本は四季があるので、寒い季節の時は、少しEPAも必要で、その他の季節はアラキドン酸が良いようです。
だから春、夏、秋、冬(旬の食べ物)で食べるものが変わるので、自然に摂れるようになっているのでしょうね。
少し旬が無くなってきていますが…。
EPAやアラキドン酸はある脂肪酸から合成できます。
☆アラキドン酸はリノール酸から合成
(コーン油、ひまわり油、ごま油に多い)
☆EPAはアルファーリノレン酸から合成
(エゴマ、アマ油、サラダ油に多い)
DHAはEPAから作られます
…過去にもDHAは頭が良くなると言われた時がありましたが…でも魚は頭が良いのかなぁ??
それぞれ合成の時にビタミン、ミネラルがないと作れません!
結論は、合成と食事からとれる!という事ですね!
②バターかマーガリンについて
バターは乳脂肪から作られているので固形になっています。
マーガリンは植物と動物油脂を原料とした練り込み専用の固形油脂で生産されます。植物性ショートニングマーガリンはシス型をトランス型にして合成・製造されます。
トランス型は良くないと言われていますが、なぜ良くないか!をたどっていけば、なんだ~コレステロールが高くなるとか。
コレステロールはアメリカでいくら高くっても良い(上限なし)と発表されているのに、おかしいですね!
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結論は、美味しく…自分の好きなバターでも、マーガリンでも良いということですね。
でもとりすぎないでくださいね!
さらに詳しくお知りになりたい方は、治療所の先生にお尋ねください。
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